プロジェクト通信 〜ふくしまとみんなをつなぐひまわりPJ編〜
プロジェクト通信 〜ふくしまとみんなをつなぐひまわりPJ編〜
こんにちは!2020年度総務委員会です!
前回に引き続き湘南学園生徒会のプロジェクト活動を紹介します。
今回ご紹介するのは中高にとどまらず幼稚園や小学校、保護者の方々も参加し、幅広い活動を行なっている「ひまわりプロジェクト」です。
今回も実際に参加しているプロジェクトメンバーに活動内容を書いていただきます!
こんにちは。ひまわりプロジェクトです!
「ふくしまとみんなをつなぐひまわりプロジェクト」の活動内容をご紹介します!
[プロジェクトのはじまり]
福島にあるNPO法人シャロームは、障がいを持つ方も、持たない方も、共に生きるあたたかいまちづくりを目指し、障がい者と農家の方が協力して農作物を栽培する、などを含む様々な活動を長年実施されていました。
しかし、2011年の原発事故で状況が一変し、放射線による土壌汚染が原因で種や種の油を食用とするひまわりを育てられなくなってしまいました。
そんな中、県外の支援者との交流の中で、「来年から種を送ってくだされば、私たちがひまわりを栽培してその種を送り返します。」という提案がされ、障がい者支援のための授産事業として、また、福島と全国の支援者との絆事業としてはじまりました。
[湘南学園での活動]
私たちは、2016年度に活動を開始した「緑化ボランティア」を出発点として、活動を行なってきました。
湘南学園では、中高生メンバーを中心として、幼稚園や小学校、PTAなど、生徒から保護者までが一丸となって取り組んでいます!
詳しくは、活動をまとめた動画をご視聴下さい!
[メッセージ]
東日本大震災が起きてから、もうすぐ10年が経とうとしています。私は2019年の12月に福島で行なわれた「ひまわり感謝祭」の翌日にバスツアーに参加し、立ち入ることが可能なレベルの被災地を実際に訪れました。当時は、9年が経とうとしている頃でしたが、原発事故の爪痕が依然として残っていました。近年、テレビのニュースなどでは福島のことについて耳にすることが減りつつあり、他の課題等が社会に多く溢れていますが、10年前からのこの課題を私達プロジェクトメンバーは皆さんに忘れてほしくないという思いで、活動しています。ひまわりプロジェクトを通して、東日本大震災について深く学び、私たちにできることをこれからも考えて実行していきたいと考えています。「ひまわり感謝祭」での私たちの学びをみなさんにも共有したいと考えていますので、ぜひまとめ動画も検索していただき、ご視聴下さい。湘南学園のFacebookに掲載してあります。
今回は「ふくしまとみんなをつなぐひまわりプロジェクト」の活動をご紹介しました!
被災地を自分ごとと捉え、幅広い世代を巻き込んだ「ひまわりプロジェクト」、今後も活動内容などを発信していく予定なので、注目していただけたら嬉しいです!