2020年度総務委員長に1年間の活動を振り返ってもらいました

2021年2月27日

2020年度総務委員長に1年間の活動を振り返ってもらいました

 

こんにちは!2020年度総務委員会です!

今回で2020年度の生徒会日記更新は最後になります(涙)

1年間通して約20本更新してきました!ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございます!

 

さて、今回は総務委員長から一年間の活動を通してのメッセージをご紹介します。

 

2020年度総務委員長 瀧川理紗子さんから1年間の活動を振り返ってもらいました!

 

こんにちは。総務委員長の瀧川理紗子です。

今回は2020年度生徒会日記最終回。

この一年の生徒会活動を総務委員長の視点で振り返ります。

 

4月、今年度は休校期間から始まりました。

それぞれが思い描いていた学校生活が実現できる気配はどこにもなく、友人とも先生ともメールや電話でやり取りするだけ。生徒会活動は当然のことながらすべて未定となり、今後どうなっていくのか、自分達にできることがあるのか、と焦燥感に駆られるばかりの日々でした。

新年度が始まって一か月を過ぎた頃、「リモートでも何かしたい!」という複数の声をきっかけとして、具体的に湘南学園生徒会が動き出しました。それが、5月のStay home企画やリモート新入生歓迎会です。

6月、少しずつ登校が再開し、行事や委員会・部活など今まで通りの活動に加えいくつかのプロジェクトも立ちあげられ、湘南学園らしさが見えてきました。でも、いざ実行しようとすると、何一つ思い通りには進みません。全てをマイナスから始めなければならず、今までなら当たり前に立てたスタート位置にすらたどり着けないのです。条件だけが厳しくなっていく中で、もはや諦めたほうが楽なのではないか、何度もそう考えました。

それでも、当たっては砕けを続けるうちに、私達は、だんだんと大切なことに気づき始めました。それは、「正解を探すのではなく、自分たちでより良い道を作り出すこと」です。いくら、目の前に正解と思えるものを見つけても、あっという間にそれが不正解となってしまう。それだったら、今が少しでも良くなる道を、同じ場所を目指す仲間と新しく作ろう。そう気持ちを切り替えることで、前に進み続けることができました

その結果、形を変えた体育祭と学園祭を開催することができました。9月の体育祭は、中学生の思いまで背負った高校生が一堂に会し、リモートではない久しぶりの活動となりました。クリスマスイブの学園祭では、分散形式ではありましたが、クラスなどでそれぞれが企画を練り作り上げられたと思います。また一年を通して、委員会や部活も新しい道を探し活動を続けてきました。

 

なかには、やりきれない気持ちや物足りなさを抱えたまま学年末を迎える生徒会員もいると思います。私自身もこうやって活動を振り返りながら、もっと何かできたのではないかと自問自答しています。ですが、私は今年度の全生徒会員に、この状況下でも生徒会活動を実現できたことに誇りをもってほしいです。多くの学校が様々な活動を断念せざるを得なかった中、一人ひとりの気持ちが、2020年度の湘南学園生徒会を作っていたのです。

 

今年度は私達の活動を保護者や外部の方に直接見ていただくことが叶いませんでした。唯一の発信ツールであったこの生徒会日記を通して、湘南学園生徒会が少しでも伝わっていれば幸いです。

 

私自身はあと一か月ほどで高校三年生になり、生徒会活動に関わる機会はほとんどなくなります。ですが、4月からはまた新しいメンバーで、新しい生徒会活動が始まります。自分達が目指す場所に向かって、より良い道を見つけられることを期待しています。

 

一年間、私達の生徒会活動を支えてくださった皆様、また生徒会日記を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

 

最後に

委員長のメッセージを読むと自身の中でも、例年と形式は違えど様々な活動を実施できた達成感と、もっとできたのではないかと思う悔しさを感じます。

委員長が言った通り、本生徒会の活動の唯一の発信の場がこの生徒会日記でした。

担当者として1番皆様にお伝えしたかったことは「湘南学園生徒会の可能性は無限大である」ことです。どんな状況であろうと自らが目指す場所に向かって全力で活動する、そんな姿勢が湘南学園生徒会最大の魅力であると考えています。

この生徒会日記を通してたくさんの魅力が皆様に伝われば幸いです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

来年度の活動にもご期待ください。